社労士は、人を雇ったときの困りごとの相談を受けるので
これまでは起業したばかりの女性のお役に立てる機会がほとんどなかったのですが、
行政書士の奈美さんと、税理士の麻子さんの
スタートアップの女性起業家のサポートをする事業に加わることになりました。
私も同じ個人事業主として、奮闘する女性起業家の方々と関わっていける、ということが
とても楽しみです。

社労士として、子育て中の母として、女性から様々な悩みを聞くことがあります。
子供が生まれると、環境が大きく変わります。
これまでのキャリアをどう生かすか、
はたまた、キャリアが無いからどうしたらいいか。

私の場合は、後者だったので、
「資格を取ろう」という考えに至りました。
「このままでは雇ってもらえるところはないかもしれない」
と思ったからです。

子育て中の女性の悩みは本当に様々です。
働き方に関しても
・夫の扶養の範囲内で働きたい
・出産前と同じように働きたい
・スキルアップして、短い時間でなるべく多くの収入を得たい
・子供のそばで在宅ワークをしたい
・これまでやってきたことや、自分のアイデアを生かして起業したい・・・
「自分らしく働く」という言葉もいろいろな場面で耳にするようになりました。

一昔前は、極端に言うと
・出産前と同じようにバリバリ働く
・パートタイムで扶養の範囲で働く
・起業する
この三択だったのではないかと思います。

今では女性が出産しても働き続けることができるように、
社会保障も手厚くなってきています。
社内制度を整える企業も増えてきています。
働き方の選択肢が増えたこともあって、
どうしたらいいのか分からないという悩みも聞くことがあります。

仕事が好きで、打ち込み過ぎてしまって、
子供に悲しい思いをさせた、夫に怒られた。とか
ほんとはもっと頑張りたいのに時間的な制約があってできない。
男性がうらやましい。とか

SNSからの情報とか、家族の意見とかいろいろありますが、
自分軸をしっかり持ってママ自身が心も元気でいることが重要だな、
と思うのです。