今年から末っ子が小学生になり、ずいぶんと子育てに関しては、手がかからなくなってきました。

私が社労士を目指した一番の理由は、自分自身が専業主婦時代に
「もう一度働きたい」と思っても働く場所が見つからなかったからです。

保育園は、就職先が決まっていなければ入れない。
保育園が決まっていなければ雇ってもらえない・・・。
私以外にも、多くのママが経験してきたことだと思います。
なんて理不尽。

学生時代の友達が、
『妊娠したのが分かったときは、嬉しいという気持ちよりも、「私の人生終わった」と思った』
と言っていて
あー、その気持ちちょっとわかる。と共感してしまいました。
「私の人生終わった」はちょっとショッキングな言い方だけど
『私のための人生が終わって、家族(大事な人)のための人生が始まった』ということかな。

就職先が決まらなかった私は
出産前にキャリアを積んでおけばよかったなー、とか
大学行っておけばよかったなー、とか
後悔ばかり。

出産前は、美容のお仕事をしていましたが
子育てしながら働けるところは見つからないかもしれない・・・。
そんな時に知った社労士の資格。
働くことに関する専門家。
絶対なりたい!!

勉強を始めて4年かかってやっと合格できました。
なので、今、社労士の仕事ができていることがとても幸せです。

「人の役に立ちたい」とか
「もっと働きたい」とか、モヤモヤしている子育て中の女性はとても多いです。

私の目標は、もっと事務所を成長させて、そんな人と一緒に仕事することです。
だけど、私が雇うことができる人はほんの少しなので、
やっぱり、もっともっと社会が変わっていかなくてはダメなんだなー。

最近は、ワークライフバランスとか、ダイバーシティ(多様性)などを
意識している企業も増え、子育て中のママも少し働きやすくなってきた印象があります。
「従業員が活き活きと働く会社にしたい」という事業主さんと
働き方改革に前向きに取り組むことが私の生きがいだなー。と思うのです。