いつからか、退職代行サービスというものが世に出てきて
しかも、どんどん同じようなサービスが増えてきているように感じます。
「辞めたい」と自分で言えない人がそんなに多いのかと驚きます。
ついにサブスクタイプのサービスも出現したようで、
定額で何度でも辞められるそうです。

相手との交渉は、法律により弁護士さんしかやってはいけないので、
退職代行会社がやってくれるのは
「○○さんは御社をやめたいそうです」という伝言のみです。
代行というか、「使者」という立場ですね。
一部、バックに弁護士さんが付いているというパターンもあるようですね。

私もこれまで、ドキドキしながら「辞めたいです」と言った経験はあります。
言った後は気まずい思いをしたこともあるし、
逆にスッキリしたこともあったかな。

先日、知人に「入社したばかりのアルバイトの子が退職代行を使って辞めたいと言ってきたのですがどうしたらいいですか」と聞かれました。
もちろんブラック企業でもなんでもありません。
「ただただ残念です。本人から言ってくれれば別に無理に引き止めたりしないのに・・・」
そんなケースは事業主さんが本当に気の毒です。
入社して、仕事ができるように研修して、
でもまだ実際に仕事と言えるほどの仕事はしていない。
ですが、その研修をする時間については、労働時間なのでもちろん時給は発生するわけです。

「あの子のために時間を割いて研修したのに
まだ何の役にも立ってくれていないのに
むしろこちらからすると負担だけなのに
給与は払わないといけないんですね。。。
採用も見極めなくてはいけませんね」と、かなりガッカリされていました。

あー、モヤモヤする(>_<)
退職代行を使うのは、どうしてもやめさせてくれないブラック企業とかだけにしてー。